正直なところ、私は検証作業が苦手でした。
「とにかく面倒で、地味で、つまらないもの。」
というイメージが本当に強くて、検証をやるくらいならリアルトレードをやった方が効果が高い!とすら考えていました。
今思えば、こんな考えだから勝てなかったわけですが・・・。
そんな考えを変えてくれたのがForex Testerです。
今回はForex Testerがどれくらいトレードの役に立つかをご紹介したいと思います。
検証をやる意義
そもそも検証作業とは、自分の思いついたアイディアやトレード手法が本当に有効なのか過去のチャートをもとに確かめる作業です。
逆に言えば、自分で検証作業をしていないトレード手法は、有効性が確認できていないので、怖くて実戦では使えないということになります。
そのため、検証をして自分の手法の優位性を確認することは、非常に大切です。
だがFXの検証が面倒くさい
そんな検証も、EAのバックテストなら簡単です。
MT4を起動してクリックすれば勝手にやってくれます。
それだけで詳細なデータが得られます。
しかし裁量トレードの場合は、トレーダー自信が過去の動きを見ながら検証しないといけないため、正直なところ面倒です。
そもそも私のトレード手法は、マルチタイムフレーム分析を使いますので日足、4時間足、1時間足、15分足を同時に見ながらトレードをします。
そのやり方で過去チャートを検証しようとすると、非常に面倒です。
「この時間の4時間足はここら辺で、1時間足はここだから・・・」
と該当するローソク足を探すだけでも時間が掛かってしまうのです。
Forex Tester2との出会い
そんな検証作業大嫌いの私に転機が訪れました。
「Forex Tester2」との出会いです。
Forex Tester2とは、検証作業用のソフトウェアです。
過去10年以上のデータを使うことができ、あたかもリアルタイムのチャートのように複数時間足を同時に動かすことが可能なのです。
そして何より私が気に入っている機能は、チャートの早送り機能です。
10年分の検証を実際のロウソク足が形成される速度で検証しようとたら6~7年はかかります。
しかしForex Tester2では早送りすることが出来ますので、私の場合土日を使って1~2年間の検証をすることもあります。
ほぼ全ての通貨ペアを、リアルタイムのチャートのように動かせますので、平日はお仕事の都合で時間が取れない方にとっては、土日を使ってデモトレードのようにトレード練習をすることが出来るわけです。
精神と時の部屋で1日で1年分の修行をやるようなものですから。
また、Forex Testerには巻き戻し機能もあります。
チャートを動かしていると少し戻りたくなることもあります。
リアルチャートではこんなことは絶対に出来ないのですが、FTならば可能です。
ちょっとチートっぽいですが、練習としては役立ちます。
他にも、移動平均線のような基本的なインジケーターは揃ってます。
もちろんForex Testerは無料ではありません。
しかし訳のわからない商材を購入するより、よほど役に立ちます。
私も本当に買って良かったと思っていますし、今ではアイディアが浮かぶたびにお手軽にゲームをプレイするかのように「検証作業」に取り組めるようになりました。
私のように「検証しなくちゃいけないのは分かるけど面倒なんだよな・・」
と思っている方には本当にお勧めです。買って損は無いことは確かです。
現在はForex Tester5になっている
時が経つのは早いもので現在はForex Tester5が販売されています。
バージョンが5になって、使いやすさや機能は大幅アップしています。
私も2から3、そして3から4⇒5へとアップグレードしましたが、さらに使いやすくなって使用機会がますます増えています。
裁量トレーダーであれば、Forex Testerは必ず持っておくべきソフト、と私は思っています。
トレードで負けたらお金を失いますが、Forex Testerの練習で損失を出しても金銭的なリスクは一切ありません。
勝てていない人はとりあえずForex Testerで自分のトレードを確認しましょう。
勝てなくても、「自分の手法は勝てないんだ」と分かる事に価値があります。
そして、多くの人たちが「勝てない」状況からForex Testerを利用して勝ち組になっている事実があります。
定期的にキャンペーンをやって安売りしているので、その時に購入してみてはいかがでしょうか。