XMで1年以上にわたって取引が停止されていた仮想通貨FXが再開されました。
仮想通貨は値動きが荒いくて不安定であることが停止の理由でしたが、バブルも終了して値動きも多少落ち着いてきた事から再開したのでしょう。

今回は、XMの仮想通貨FXについて解説します。

仮想通貨FXとは?

仮想通貨FXは仮想通貨を用いて差金決済するタイプの取引です。
取引所や販売所で実際に仮想通貨を購入して保有することはできません。

 通常FXも、ドル円をロングしたら実際にドルが手元に来るわけではないのと同じですね。

以下に仮想通貨FXの特徴についてまとめます。

仮想通貨FXの特徴
  • 実際に仮想通貨を購入するわけではない
  • 仮想通貨を保有しないのでウォレットを持つ必要はない
  • ウォレットがないのでハッキングに合うこともない
  • 仮想通貨の差金決済
  • ショートからでも入れる
  • レバレッジを使って口座資金よりも大きな金額で取引できる

上記は一般的な仮想通貨FXの特徴です。

FXをやったことがある方であれば、大体が理解できるかと思います。
この中ので仮想通貨FXの大きな特徴としては、差金決済のためにウォレットを持つ必要がないという点が挙げられます。

実際に仮想通貨を保有するためには自分で「ウォレット」を作ってしっかりと管理しなくてはいけません。しかし、仮想通貨FXは実際に仮想通貨を保有するわけではありませんのでウォレット情報を紛失したり、コインチェック事件のように、預けている取引所がハッキング被害にあって自分の仮想通貨も盗まれる・・・なんてこともありません。

そしてXMの仮想通貨取引には、更に以下のルールが付け加えられます。

XMの仮想通貨FXの特徴
  • 口座を開設すると豊富なボーナスが得られて、取引に使える
  • ゼロカットで急な変動でも追証なし!
  • 最大レバレッジが5倍
  • 取引できるのは平日のみ(24時間)
  • ロングしてもショートしてもスワップはマイナス

ボーナスが多い、ゼロカット付き、と言うのは大きなメリットになります。
しかしその一方で最大レバレッジが5倍で、スワップは基本マイナスというのはデメリットですね。

特に最大レバレッジが5倍というのは、888倍のレバレッジを売りにするXMにしては控えめすぎます。

 仮想通貨は動きが激しいことからレバレッジを下げているのでしょう。
業者側のリスク管理を考えると、納得できる点も多いです。

XMの仮想通貨FXの確認方法

では実際に本当にXMで仮想通貨FXが再開したか確かめてみましょう。
マイページにログインして、「取引商品」をクリックするとその一覧の中に「仮想通貨」が追加されています。

そして仮想通貨をクリックすると、取引ルールの詳細が表示されます。

XMの仮想通貨FXの取引条件

ここからは、XMの仮想通貨FXの取引条件について詳しく解説していきます。

XMの仮想通貨FXの取引時間

XMの仮想通貨FXの取引時間は以下の通りです。

月曜日午前7時5分~土曜日午前6時50分

これを見て分かるように、通常のFX取引と同じです。
仮想通貨取引の特徴の一つに、「土日も休まずに市場が動き続ける」というものがありますが、XMではあくまでも平日のみ取引可能、ということになっています。

 XMは土日にサーバーのメンテナンスが行われることが多いですので、それが土日の取引ができない要因かと推測できます。

XMで取引できる仮想通貨は5種類

上の表にもありましたが、XMで取引可能な仮想通貨は以下の5種類です。

  • BCHSUD(ビットコインキャッシュ)
  • BTCUSD(ビットコイン)
  • ETHUSD(イーサリアム)
  • LTCUSD(ライトコイン)
  • XRPUSD(リップル)

メジャーな5つの仮想通貨に対応しており、全てドル建てとなります。

XMの仮想通貨FXの最小取引単位と最大保有量

XMの仮想通貨FXにおける最小取引単位と最大保有量は以下のようになっています。

通貨ペア最小取引単位最大保有量
BTCUSD0.01BTC16BTC
BTHSUD0.1BTH197BCH
ETHUSD0.5ETH450ETH
LTCUSD1TLC1785LTC
XRPUSD300XRP357000XRP

ビットコインの場合、最小取引単位が0.01BTCとなっています。
1ビットコインを55万円とすると0.01BTCは5500円です。

また、ビットコインの最大保有量は16BTCで、これは880万円に相当します。

段階式証拠金率によって最大レバレッジはロットによって変化する

XMの仮想通貨FXの最大レバレッジは5倍です。
しかし仮想通貨FXでは段階式証拠金率が採用されており、取引するロット数によって求められる証拠金率、つまり最大レバレッジが変わることになっています。

例えばBTCUSD(ビットコインドル)の場合は、以下のようにロット数が大きくなるほど証拠金率が上昇し、レバレッジが小さくなります。

上記の表から、12ビットコイン以上ではレバレッジは効かせられなくなりますので、普通に取引所で購入する方がメリットが大きいです。

仮想通貨FXのロットについて
仮想通貨FXの場合は1ロット=1通貨です。
ビットコインの1ロットは1ビットコインとなります。しかし、リップルだけは例外で1000リップルで1ロットです。

スプレッド

XMの仮想通貨FXのスプレッドは以下の通りです。

通貨ペア最低スプレッド
BTCUSD60
BTHSUD5
ETHUSD3.6
LTCUSD0.6
XRPUSD0.0038

上の表から、ビットコインドルの最小スプレッドは60ドルです。
これはかなり大きいです。
他の仮想通貨FXのスプレッドはもっと狭いですので、ここでXMの仮想通貨取引の魅力が大きく激減するのは言うまでもありません・・・。

スワップは売りも買いもマイナス

XMの仮想通貨の場合、スワップポイントは仮想通貨の種類にかかわらず一定です。

しかし問題はスワップ。
ロングスワップは-25ドル、買いスワップは-10ドルとどちらにしてもマイナスです。

そのため、ビットコインFXをやる場合は長期保有はせずに、出来るだけ早く決済することをおすすめします。

XMで仮想通貨FXするにはMT5口座が必須

XMで仮想通貨FX取引をする場合はMT4ではなくMT5の口座が必要です。

既にMT4口座は持っているけどMT5口座は持っていない、という方は追加口座を作ることで対応できます。

また、これからXMで仮想通貨FXをしたい方はMT5口座で登録しましょう。

XMの仮想通貨FXの総評

以上、XMで再開された仮想通貨FXの取引条件についてのまとめでした。

一応条件としては従来のXMを踏襲してはいるのですが、スプレッドの広さとマイナススワップが非常に痛いです。

スプレッドが広いと言うことは、利益を出すためにコンスタントに大きな利幅を出す必要があります。
そのためには数日保有するスイングが最も効率が良くなると思われますが、売りでも買いでもスワップがマイナスなので保有する日数が増える度にジリジリと証拠金を奪われます。

こう考えるとXMでは仮想通貨FXはおすすめできないと言えるでしょう。
普通のFX取引なら最高にオススメ出来るのですが・・・。

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