相場心理まとめ第2弾です。
これだけ知っていたらもう知識としては文句ありませんよ。

保有効果

自分が所有するものに高い価値を感じ、手放したくないと感じる心理現象です。

例えば、どんなにボロボロな物であっても、新品の時から10年20年と愛用していたら愛着が湧くはずです。

そのボロボロと新品を交換してあげると言われても、断る人が多いのではないでしょうか?

長い間、同じ時を過ごしたものは、ボロボロで他人から見れば無価値であったとしても、本人からすれば新品よりも価値があるように感じるのです。

これを、保有効果と言います。

FXで言えば、含み損のポジションを長く持ち続けると、なぜか愛着がわいて、尚更損切りできない状況が保有効果で説明できます。

損失回避

人間は利益を得た時よりも損失を出した時の精神的な影響が大きく、できるだけ損失を避けたいと考える心理です。
例1
A:100万円がもえらえる
B:50%の確率で200万円がもらえる

この質問をすると、多くがAを選びました。
期待値は同じですが、お金がもらえないことを考えると、確実にもらえる方を選択するのです。

例2
A:100万円の借金を50万円にまで減らしてもらえる
B:100万円の借金を0にしてもらえる

この質問では、多くがBを選びました。
人は損失を避けたいとというお心理がリスクを選考する大きな要因となるのです。

FXで例えると、含み損になっているのにも関わらず、無謀にナンピンして取得単価を下げようとしてしまったり、損を出した後に過剰にレバレッジを掛けて投資してしまうという心理になります。

損している時こそ、リスクを考えなければいけませんね。

ハロー効果

顕著な特徴に引きずられて、他の特徴についての目が届かず、本当とは違った評価をすることです。

例えば相場について良い情報が出てくると、その部分だけが強調されて極端によく動くことがあります。よく考えればデメリットもあるはずなんですが・・・。

他にもポンドはボラティリティが高いという特徴に引きずられて、時には低ボラがあるのにも関わらず大きなブレイクを狙ってしまうのもハロー効果の一つです。

プロスペクト理論

同じ金額のお金でも、貰うよりも失うほうが大きく感じる心理状態の事をプロスペクト理論といいます。

例えば10万円の利益を得た時の喜びよりも、10万円の損失を出した時の辛さの方が強いですよね。

また、損失分を取り戻そうと躍起になる心理のもプロスペクト理論の一つです。

プロスペクト理論については以下の記事が参考になります。

プロスペクト理論を克服してFXの勝ち組になろう!

後知恵バイアス

実際に物事が起きてしまった後に、それは事前に予測可能だったと考えてしまう心理現象です。
「俺、そうなると思ってたんだよね」
これが口癖の人、周りにいませんか?

終わってからなら、何とでも言えるというヤツです。

過去のチャートを見ていると、「ここで買っていたら爆益だったのに・・・」と思えるところが必ず見つかって、「なんでここで入らなかったんだろう?」と思う事すらあります。

これが後知恵バイアスです。
リアルタイムで見ていたら当然分からない将来の動きであっても、チャートが出来上がった後に見たら、事前に上げるポイントが分かっていたような感覚に陥るんですよね。

後知恵バイアスの影響を受けやすいのがエリオット波動です。
エリオット波動を解説する人たちのほとんどが過去の出来上がったチャートを出して「ほらこの通りでしょう?」と説明します。注意しましょう。

根本的な帰属の誤り

人は物事を種類によってカテゴリー化してそれを重視し、その時の状況などを軽視して判断する傾向のことです。

例えば「字が綺麗な人はきちんとしている」「A型はしっかりとしている」と考えるヤツです。

テクニカル分析で言えば、「ダブルトップはネックラインを割ったら必ず下げる」といった考えですね。その時の状況によって確率は変わりますので、決めつけは良くありません。

単純接触効果

どんな人やモノであっても繰り返し接すると好意度や印象が高まるという心理効果です。

例えばテレビタレント。
毎日毎日見ていたら、最初は好みでなかった人もかわいく見えてくる・・・というヤツです。

他にもセールスマンが断られても何度も来るのは単純接触効果を狙っているからです。女性に何度もアタックするほど付き合える確率が上がるのも単純接触効果です。

FXで言えば、いつも取引している通貨ペアに一番愛着を感じる心理です。

いつも取引する通貨ペアを持つのは良いことですが、時には他の通貨ペアで良いチャンスが来て、せっかくの収益の機会を逃していることもあります。

バーナム効果

誰にでも当てはまるような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまることだと捉えてしまう心理現象です。

バーナム効果で有名なのは血液型診断です。
人は几帳面な一面も適当な一面も持ち合わせていますが、自分がA型なら「几帳面」と信じてしまうような現象です。

テクニカル分析でもバーナム効果は存在し、「陰の包みだから売り」と安直に判断することです。これが出たからと言って売りシグナルにはなりません。過去のチャートを見れば、陰の包みであっても上げることは良くあります。

確率的には買いシグナルとしては弱いのですが、陰の包みは売りと信じてしまっているのがバーナム効果です。

どの程度の確率なのかというのを理解することです。数字で理解すればバーナム効果で曖昧な状況なのに勘違いすることが無くなります。

希望的観測

上げてほしいなぁ・・・・と思ってロングするのが希望的観測です。

いわゆる妄想です。

FXやっていると良くありますね。
特に負けが続いて感情が優先してしまうほどに追い詰められていると、希望的観測が多くなってしまいます。

また、チャートをじぃっと見続けていると何だか当てれそうに思えるのが希望的観測です。

社会的証明

集団の中で自分の意見を支持してくれる人がいないと不安を感じて自分の意見を取り下げる一方で、他人が支持してくれると非常に強い自信を持つことです。

自分のポジションが含み損になっている時にツイッターや掲示板で同じポジションを持っている人を探して、その人が強気な発言をしていたら「自分のポジションは大丈夫だ!」と思って損切りをしないことですね。

他の情報を参考にしていなければ損切りできたはずなのに、社会的証明によって自分のポジションを正当化したせいで損失が膨らむことにならないように注意してください。

ミルグラム効果

何も考えずに「権威のある人」の命令に従う心理効果です。

Twitterなどで有名な億トレーダーが、○○は上がる!と呟いているのを見たら、すぐにエントリーするのがミルグラム効果の一つです。

有名億トレーダーさんがこの株は上がる!などと呟いているのを見ると、どんな人でも気になって調べてしまいますよね。

これは、無意識のうちに権威への服従をしている事になります。この権威への服従が悪化してしまうと、盲目的になりこの人が言っている事は全部本当なんだ!というような心理状態になり通称「信者」が出来上がりますwほとんど宗教と同じなので気をつけましょう。

YouTubeやツイッターで過剰に自分の成果を誇示している人には気をつけましょう。

見てしまうと、自分の投資判断が揺らぐ可能性があります。
それほど、「権威への服従という心理」は強烈な心理です。

カリギュラ効果

禁止されていることに興味を持ち、ダメだと分かっていながらやってしまうのがカリギュラ効果です。

FXで儲けたくない人はこの動画を見ないでください!

といったタイトルにすると、ついつい見たくなる心理です。

トレーダーがルールを守れない心理は「カリギュラ効果」が影響しています。

多方面でルールは守りましょう!や投資ルールを破ってはいけません!というように投資において投資ルールを守るというのが投資で勝つ大原則のように言われています。言ってることは間違いないのですが、人間はロボットではないので、そう簡単にルールを守ることはできません。

輪をかけるように「カリギュラ効果」が魔の手を差し伸べてきてしまいます。

「ルールを破ってはいけない」「ここで入ったらいけない」と思うと、逆にルールを破ってしまいたくなるのです。俗に言う悪魔のささやきですね。

心理的リアクタンス

自分で自分の行動を決めたいと思う心理です。
他人から自分の行動を強制されると手を抜いたり反発することも心理的リアクタンスです。

トレーダーにとって最重要と思われるのがルールを守るという事だと思いますが、このルールを守る行為は自分の行動や選択を自分自身で奪っている事になるので、無意識的に反発的な行動をとってしまうという事になります。

ルールを無視してるとわかってるのに「今回だけは儲かりそうだだからルール無視してもいいや」などという心理に繋がります。

自己欺瞞

自己欺瞞(じこぎまん)とは自分自身をだますことです。
自分で間違っていることを理解していながらも、それを正当化している状態です。

トレーダーによくある心理状態です。

ほとんどの場合、これから上げると思うからロングします。
しかし、自分の思惑とは反対にレートが下がってきています。

人は価格が下がってるという現実を無視して、これから上げる理由を探し始めます。上位足は○○だから、このインジケーターでは買いになっているから・・・などなど。

このような心理状態を自己欺瞞といい、トレーダーにとって大敵になります。

自分の思惑と反対に動くというのは、自分が間違えているから反対に動いているわけです。
だから買う前のイメージと違う動きをした瞬間に売らなければ損失が大きくなりすぎてしまい、復活するのに時間がかかりすぎてしまいます。

ほとんどのトレーダーがが負ける原因はこれです。

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