ここでは、トレンドラインの引き方と使い方について解説します。

トレンドラインの使い方が分からない、引き方が分からない、意味がない、と思っている方はぜひお読みください。

有効なトレンドを引けるようになるにはできるだけ多くのチャートを見て、何本ものラインを引いてみることが重要です。本記事を参考にして、色々なラインを描いてみてください。

トレンドラインの引き方

トレンドラインを引く手順

下の図を確認ください。

上昇トレンドの局面においては、2点の切りあがる谷が出来た段階で、その2点を結ぶラインを引きます。

しかしこの時点ではここで引いたラインの有効性は確認できていません。

その後、2つめの谷が高値を更新した時点で、このトレンドラインは有効だと判断します。

つまり、2つの谷を結んだらすぐに有効なトレンドラインが得られるわけではありません。
最低でも2つめの谷からの高値更新が機能するトレンドラインの条件としては必要なのです。

 これが上昇トレンドラインを引き、その有効性を確認するまでの流れです。
下降トレンドはこの逆となります。

トレンドラインの角度

トレンドラインはその角度も重要です。
一般的には傾斜が45度のラインが一番重要で強いトレンドラインと言われています。

傾斜が急すぎるラインはトレンドの勢いが強すぎるので、トレンドラインをブレイクしたとしても、より角度の緩いトレンドライン上でトレンドが継続することが多いです。

逆に傾斜が平坦すぎるラインは、トレンド自体が発生していない可能性があります。

丁度良いトレンドラインの角度を見極めて、そこから押し目買いや戻り売りをしていくのが、トレンドラインを使ったトレード手法の中では一番オーソドックスで利益を出しやすいです。

高値と安値、それとも終値にラインを引く?

トレンドラインは2点の切りあがる谷、もしくは切り下がる山を結ぶと説明しました。

それでは谷や山を形成するロウソク足の終値を結ぶべきでしょうか?
それとも安値・高値を結ぶべきでしょうか?

残念ながらこれについて正解はありません。
終値でラインを引くトレーダーもいれば、安値を使うトレーダーもいます。

また終値・安値にこだわらず、適度な角度を持ったラインを引くことを重要視するトレーダーもいます。

基本を押さえた上で何度もラインを引き、各自で有効性を確認してみましょう。
ちなみに、上昇トレンドラインにおいては安値、下降トレンドラインでは高値を結ぶのが一般的と言われていますが、ピタリと合うことは稀ですので、個人的にはトレーダーが裁量で多少はずらしてトレンドラインを引くのも有りだと思っています。

トレンドラインの使い方

サポート・レジスタンスとして使う

トレンドラインは角度のあるサポート・レジスタンスラインと言われます。

すなわち、上昇トレンドラインは、そこで価格が下げ止まる可能性が高いので、絶好の押し目買いのポイントとなります。反対に下降トレンドラインは、戻り売りのポイントとなります。

また一度ラインをブレイクすると、サポートはレジスタンスとなり、レジスタンスはサポートとなる点もサポートライン・レジスタンスラインと同じと言えます。

トレンド転換のサインとして使う

トレンドラインがブレイクされると、それがトレンド転換の早期のサインとなります。

もちろんダマしであることも多いので、何をもってブレイクしたと判断するかが重要です。

こちらについても正解はありませんが、一般的には一瞬だけ価格がトレンドラインを割ったからといってブレイクしたとは判断しません。

少なくとも終値で明確に割ることを確認するべきです。

またトレーダーによっては、ブレイクした地点と終値の距離が価格の何%かによってブレイクの判断とすることもあります。

より慎重な方は、上昇トレンドラインをブレイクした時点では、トレンドの終焉を疑う程度にとどめ、直近高値を越えられずに直近安値を割ったタイミングでトレンドが転換したと判断するのも良いかと思います。

 トレンドラインのブレイク=トレンドの終了と考えるのは早すぎます。

チャネルライン

トレンドラインの応用としてチャネルラインがあります。

上昇トレンドラインの場合は、切り上がる谷を結んだものがトレンドラインですが、それと平行に切り上がる山を結んだラインがチャネルラインです。

価格は往々にしてこの2本のラインの中を動くことが多く、トレンドライン付近でロングし、チャネルラインで決済するという使い方も考えられます。

ただし、チャネルラインはトレンドラインほど人気は高くありませんので、トレンドの勢いがある時は軽く突破される事も多々あります。

トレンドラインを身につけられるとチャートを見るスキルが一気に上がる!

解説は以上となります。

繰り返しになりますが、有効なトレンドラインを引けたとしても価格が毎回ピンポイントにそこで反発するわけではありません。

トレンドラインを線ではなく、斜めに走る太いゾーンと捉え相場判断やエントリータイミングを計るツールとして活用ください。

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