今回の記事では、特定の時間が来るとポジションを決済してくれる注文方法である「時間指定注文」について解説します。

一般的にはチャートの縦軸である「価格」がいくらになったら注文する、と言ったタイプの注文方法が多いのですが、この時間指定注文はチャートの横軸である「時間」をベースに決済します。

決まった時間に決済する注文と言えば、バイナリーっぽいですが、この注文を使えばFXでもバイナリーオプションのような取引が可能になりますし、リスクを回避することも可能です。

では私の時間指定注文の使い方についてご紹介していきます。

時間指定(時限成行)注文」をどう使う?

金曜日の深夜

私のトレードスタイルは、基本的にはポジションを当日中に決済するデイトレードです。

しかしながら、ポジションを持ったものの、目標としていた利食いや損切りポイントに達していない場合には、ポジションを翌日に持ち越すこともあります。

そのようなときには、利食いと損切り注文を同時に入れるOCO注文に頼って寝てしまうのですが、OCO注文だけでは対応できないこともあります。

それは金曜日のポジション持越しと深夜から朝方にかけての重要指標発表です。

ポジションを決済せずに翌日に持ち越すことはありますが、金曜日には絶対しません。
なぜなら月曜日に窓開けの可能性がある為です。

窓開けとは
窓を開けるとは、当日の終値と翌日の寄り付きに大きなギャップができることです。

上に寄り付くとギャップアップ、下に寄り付くとギャップダウンとも呼ばれます。

自分の抱えているポジションに不利な方向にこの窓開けが起きてしまうと、本来注文していた損切り注文を飛び越して約定してしまうため、想定外の損失を出す可能性があります。

そして窓開けは月曜日の朝に起こる可能性が高いので、金曜日はポジションを持ち越さないようにしているわけです。そんなわけで私はポジションを持ち越すにしても金曜日の深夜4時頃にはポジションを決済するために時限成行注文をいれます。

重要指標前

欧米の重要なイベントや指標発表は、日本時間の夕方から23時頃の間で予定されていることが殆どですが、稀に深夜3時や朝方に発表される指標もあります。

私は重要指標の30分から遅くとも10分前には成行決済するようにしていますので、深夜や朝方に重要指標発表が控えているときは、ポジションを持たない、もしくは持っても指標発表前まで起きていないといけません。

この問題を解決してくれるのが「時間指定(時限成行)注文」です。

OCO注文との併用も可能なので、指定した時間の前にOCO注文の価格に届けば決済されることになりますし、価格に届かなければ時間に達したら決済されるという便利な注文方法です。

これによって、深夜3時に重要指標がある場合でも、ポジションを持ったままOCO注文と時間指定注文を両方入れて寝ることが出来ます。

様々な注文方法を上手に使いこなせ!

FXには多くの便利な注文方法があります。
確かに基本は「成行」ではありますが、トレード手法によっては成行ではなく他の便利な注文を利用することで、トレーダーのストレスや時間を低減してくれるものも多いです。

トレードが楽になるのであれば使わない手はありません。
ぜひ有効に使っていきましょう!

時間決済については、以下のサイトでも分かりやすく解説してあります。
時間決済のルールを取り入れて効率よくトレードをしよう!

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