ワン・グッド・トレード

著者は、友人と二人でSMBキャピタルというプロップファームを立ち上げた主には株式をトレード(デイトレードがメイン)するプロップトレーダーです。

プロップファームとは、機関投資家のように他人からお金を集めるわけではなく、完全に自己資金のみで運用する組織・会社です。個人トレーダーが法人化した場合などはプロップファームになります。

SMBキャピタルでは、設立者2人の自己資金が運用資金となっていますが、この2人以外にも、SMBキャピタルに採用されて活躍しているトレーダーはいます。

基本は全員が株式のデイトレーダーのようです。

本書を読んで驚いたのが、このファームに長く在籍しているトレーダーは1日単位でマイナスを出すことがほとんどない、という点です。

トータルマイナスになる日は、10日に1日あるかないか、と言うレベルらしいのでその凄さが分かりますね。ほとんど負けなしとは・・・・。

トレーダーの採用基準が高く、教育システムも優れているんだろうなと思いました。

さて本の内容についてですが、プロップファームの内容や採用条件、また著者の会社でトレーダーとして成功する人間と失敗する人間などについて書かれています。

特に勉強になったのは、トレーダーとして成長していくためのポイントについて書かれた第2部です。

・毎日少しずつでも成長しなければならない

・現実的な学習曲線を意識しなければならない(自分に過度な期待はしない)

などなど、当たり前のことかもしれませんが自分が忘れてしまいそうなことの重要性を改めて気付かせてもらった感じがしています。

トレード手法を学ぶというよりは、トレードへの取り組み方を学びたい向けの書籍です。

続高勝率トレード学のススメ

この書籍は以前ご紹介した「高勝率トレード学のススメ」の続編となりますが、前著を読んでいなくても問題なく読み進めることが出来る内容です。

内容としては、仕掛けについて、手仕舞いについて、資金管理について、規律についてなどトレードで重要な要素について網羅されていますが、私が個人的に一番印象に残っているのが第10章「トレードからギャンブルの要素を無くす」です。

詳しくは本書を読んでいただければと思いますが簡単に言えばこんな感じです。

プロのギャンブラーはギャンブラーではない。

何故ならばプロはギャンブルの要素を出来る限り無くして確率が高い適切な機会を待つことができるからである。

トレーダーも同様であり、プロであるならば適切な機会を待たなければならず結果的にトレードの回数も減ることになる。

やはりそうだよなぁ・・・といった感じですね。

ただ、前著の高勝率トレード学のススメと比べると、どうも勢いがありません。
きっと著者の置かれた状況の変化によるものだと推測されますが、前著を読んで大きな感銘を受けた方が読むと、「あれ?」と感じる事もあるかも知れません。

インベスターZ

本作品は週刊モーニング(講談社)にて連載が続いている漫画です。
作者の三田紀房さんは「ドラゴン桜」「エンゼルバンク」「マネーの拳」など多くの代表作を持つ有名漫画家です。

あらすじはというと、有名進学校に入学した中学1年生の主人公(超がつくほど成績優秀)が、とあるきっかけから投資と出会い、いきなり100億円を運用することになります。

そして様々な壁にぶつかりながらも経験を積んで、一流の投資家になっていく(多分)というお話です。

これまでは主に株式投資の話がメインですが、FXの話もあります。
主人公が投資でしでかす失敗や、直面するメンタルの問題は、「確かにそうだな。」と改めて勉強になることもありました。

とはいえ、そもそも運用額が100億円ですし、主人公はメチャメチャ頭が良い男の子なので自分に置き換えるのは難しいですね。

ちなみに、既に投資やFXに関する多くの書籍を読んでいる方には、この漫画を読んでも新たな発見や気付きはないかもしれません。

以前の私のように、トレードに関する本を読まないといけないと思いつつも敬遠してきた方。

そして、いきなり分厚い本を読むのは嫌だなと思っている方にお勧め出来るかと思います。

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