ポジションを取ってから、ある程度含み益が出たらそれをどう伸ばすか?

悩みの種ですよね。

損切りはポジションを取る前にその目安が分かっていないとダメですが、利確(利益の確定)して最低限の報酬を確保したい場合は意外にも難しい場合があります。

まず簡単な例から取り上げてみますと、レンジ場中にポジションを取った場合、そのレンジ場の上限・下限が損切りと利確になるのはすぐに分かると思います。このケースでは支持線・抵抗線が見えていますので、ポジションを取った後はすぐに指値と逆指値を入れることができます。

ところが、時には支持線・抵抗線が分からない場合もあります。
それから、トレンドが続きそうな時などはそのまま放置の方が良いのはわかりますが、、どこが利益の確定の判断かが微妙になります。

これらのケースでの利確が問題となるわけで、これが今回の記事の主な内容になります。

pips数で利確を考える

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とりあえずある程度のpips数が出たら利益を取るというやり方も悪くないのですが、これはあまりにも漠然としていて具体的にどれ程が良いのかは個人の感覚にもよります。

適当に自分でこのくらいのpips数がゲットできれば良いと割り切って決済する他に、スキャルピング、デイトレードなどの観点からpips数に制限を設けるという考え方を加えます。

そうすると、スキャルピングだとおよそ5pipsから10pipsくらいが適切であってそれ以上の報酬を考えて放置するのは良い利確の仕方とは言えません。

pips数によるスキャルピングの利確は多くとも15pips前後が適切になります。

同様に、デイトレードで200pipsを狙うというのはかなり極端なケースであって、デイトレードのつもりでポジションを取ったならデイトレードのpips数を考えた方が結果的に良いケースが多いのです。

欲張らずに程よく安定した利確を狙うわけです。

デイトレードならおよそ20pipsからせいぜい100pipsくらいで良いと思います。

デイトレードでは範囲が大きくなりますが、これは手法や見ている時間軸などにも影響されるからです。

スキャルピングと比べると、デイトレードは5分足から1時間足チャートまで使えますし、デイトレード用の手法は無数にもあるので狙うpips数も様々です。

放置のケース

スキャルピングを狙ってポジションを取ったつもりが意外に伸びたケースはどうなるでしょうか?

予測していた報酬よりも遥かに大きくpips数が取れた場合などのケースです。

この判断に必要なのはトレンドの初動があったかどうかです。

うまくトレンドの初動に乗った場合なら当然もう少し放置してみる方が良いです。

こういうケースはスキャルピングだから10pips程で利確しようなどと考えるべきではなく、あくまでもトレンドの初動に乗れたという所に注目してこれからまだ伸びる事に期待します。

更には、これからそのトレンドがどこまで続きそうかまでも予測したいのですが、支持線・抵抗線の候補となるラインを見つける事ができる場合はそれを目安にすれば良いのですが、既にその日の最高値・最安値を更新していて、更にこの数日で最高値・最安値であったりするケースなどは全く予測できないと考えた方が無難です。

とは言え、上限・下限に近づいている事も確かですから、決済はいつでも考えておかなくてはいけません。

詰まる所は、何処がトレンドの終わりなのかというものですが、これだけは例え目安のラインがあったとしてもモメンタムの大きさとその後の影響などは計り知れないものがありますので、常に予測を超えた動きがあってもおかしくありません。

トレンドがいつ始まるか・終わるかを考えるよりも、始まった時と終わったときを観察するという姿勢の方が簡単ですし、それから行動を起こしても決して遅くありません。

つまり、もしトレンド時に最大の利益を望むなら、トレンドが終わってから決済すれば良いのです。

終わる前に決済すると常に最大の利益を望む事は難しく、それは勝手な予測でトレンドの終わりを期待するからです。

もう一度繰り返します。

このケースで最大の利益を伸ばすには、トレンドの終わりそうなポイントをまだ終わっていないうちに予測して決済するのではなく、終わったと思われる箇所で決済する方が最大の利益を得るケースが多いです。

もちろん、トレンドが終わっただろうというケースの判断も外れることもあったりしますが、トレンドが終わる前に予測して決済するよりも概ね大きな利益を上げることができます。

これは過去の成績などから検証してみてください。トレンドが終わりそうだと思われる箇所で利確したケースとトレンドが終わったような箇所で利確したケースを比較してどちらの利益が大きかったかをチェックするのです。

まとめ

  • 決済ポイントは、支持線・抵抗線が分かりやすいケースはそのレベルを目安にする
  • 決済ポイントが分かりにくい場合は、pips数で利確する
  • トレンドに乗って放置が可能な場合は、大きく伸ばす(最大利益はトレンドの終わり)

相場の状況を見て、現在のポジションがどんな状況下にあるのかを考えながら利食いを考えるのが一番です。

上位足でトレンドの初動になっていそうな場合は、できる限りのばす。
これをやると、損益比が面白いくらいに伸びることは間違いありません。

 

 

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