ブレイクアウトを狙うトレード手法は、最もシンプルで分かりやすい順張り手法です。

ブレイクのポイント

  • 直近の高値を抜けたらロング
  • 直近の安値を割ったらショート

本当に簡単ですが、その勝率は低めで、実際に継続して利益を出すのはなかなか難しいとされています。

しかし、そんな難しいブレイク狙いの中で一番勝率が高いポイントがあります。
初心者でも出来る手法です。単純ですが、これだけやっても1週間で50pipsは普通に稼げます。

今回はそのやり方について解説します。

狙い目はロンドン市場開始時

大きなブレイクが期待できるのが、ロンドン市場開始時(夏時間では16時~17時頃)です。
結論から言えば、この時間帯だけを狙っていたらトータルで勝てます。

やり方としては、まず水平に動いている価格の動きを確認します。
このやり方は、東京時間の動きがレンジ的だったほど勝率が上がります。

レンジ相場では上下の幅が小さいのが特徴です。
上と下にラインを引いて、ラインを超えれば順張りでポジションをとります。

とてもシンプルですよね。

このような動きはロンドン市場のオープンに良く見られ、週に3回くらいあります。私がロンドンブレイクに注目する理由はココにあります。

赤丸印がブレイクした時のローソク足です。

赤丸印のローソク足がクローズした辺りにMACDや移動平均線のゴールデンクロスが出ますが、いちいちそれらに頼る必要はありません。

それらのツール無しでも支持線と抵抗線を引いていれば同じエントリーが可能です。
基本的には「ラインを超えたら順張り」、これだけです。

気をつけたいのは、ちょっと超えたからといってすぐエントリーするよりも少しだけ様子を見た方が良い場合があることです。

手堅くやりたいのならラインを超えた後の反発を見てからエントリーするやり方もあります。

上のチャートでもブレイク後に少し戻してきていますよね。

 なぜロンドン時間開始時にブレイクが見られやすいのかについては後述します。

ニューヨークブレイクアウトはあるのか?

NYボックスの場合だと、ロンドンの市場がオープンした後ですので、レンジ相場からのブレイクにならない場合が多いです。

しかし、ロンドン市場がレンジだった場合はNY時間でもブレイクが期待できます。

 ただし、NY時間開始時は指標が詰まっていたり、東京市場やロンドン市場からの注文が多く入っているため、ロンドン時間ほどスムーズなブレイクは発生しにくいです。初心者はロンドン時間からをオススメします。

もちろんダマシもある。

今度はちょっと別の角度から見てみましょう。

ブレイク後の逆走も時にはあります。

上のチャートでも分かるように、最初のブレイクで下落しました。

ところが今度は反発して逆走しました。しかもレンジの抵抗線を抜けて逆走してしまいました。

ボーリンジャーバンでは「ヘッドフェイク」と呼ばれる価格の動きです。
このような動きはそれ程多くないので心配する必要はありません。とにかく損切りをきっちりと設定していれば良いのです。

ファンダメンタルズ的には色々な理由があるでしょうけども、相場分析にはそれ程難しく考えずに損切りして次のチャンスを狙えば良いのです。シンプルな手法ですから、後から「○○の時間足が▲▲だったから・・・」などと考える必要は不要です。

そう考えるほどドツボにハマってトレードしにくくなります。

ブレイクアウトが発生するロジック

ブレイクアウトが発生するのには理由があります。

そのロジックはこうです。

ファンダメンタルズ的に言うと、いわゆる「材料待ち」の期間がレンジ相場であり、投資家達がどちらにも動けない状態にあります。

ですから価格の動きが小さくて小さな波すら確認できない事も多くあります。しかし、レンジ場のような相場の動きはそれ程長く続きません。

市場参加者の誰もが大きく動くことを期待して参加していますので、相場が動く材料が見つかれば、すぐ飛び込んできます。

そしてレンジ場の時に何らかの材料が出て市場内で大きなお金が流れ込んだら、ここぞとばかりに取引が活発になります。この動きは、それまでとは明らかに勢いが違います。

レンジ相場以外の相場は、ある程度の波を描いていますので、常に材料を餌にしながら動いています。例えるなら相場のお腹がある程度満たされている状態ですね。

しかしレンジ相場というのは、相場がお腹が空いている状態(材料待ち)のようなものです。ですから材料待ちの時に材料が飛び込んでくると、急激な反応をするわけです。それが一方的なトレンドの形成としてチャートで見られるのです。

一番キレイなブレイクが見られやすいのがロンドンオープン時

そしてそのブレイクを狙えるチャンスが多いのがロンドン市場のオープン時です。

時には1時間前にブレイクが起こったりもしますが、いずれにしても欧州勢の参加が鍵になっています。

東京市場で相場が活発なのはそのオープン時であって、お昼を過ぎる頃からはあまり動かなくなりレンジ場になる事が多いです。表現的にも「欧州勢の参加待ち」などといって相場に動きが見られなくなりますね。

ブレイクを狙うのであれば、プライスアクションを重視しよう

ブレイクを狙ったトレード手法の中でも最も安全なのがレンジ相場からのブレイクです。

とくに東京時間がレンジでロンドン時間に入ってきたときに狙うブレイクが一番勝率が高く、利益率も高いです。

「こんなに簡単に稼げたら苦労するわけない!」と信じられない人もいるでしょう。でもシンプルなものほど成功しやすいのです。

トレード手法は複雑だから勝てるというわけではありません。
むしろ勝てるトレーダーはシンプルな手法でトレードをやっているのです。

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