個人投資家の中で人気が高い取引スタイルが、日をまたがずにポジションを決済するデイトレードです。
その中でも特に人気が高いのが、数分から数十分という短いポジション保有期間で取引を繰りかえす「スキャルピング」です。
このスキャルピングをやる上で注意しておかないといけないのが、
- 業者がスキャルピングを容認しているか
- スプレッドはどれくらいなのか
この2点です。
ではXMは上記の2点を満たしているのでしょうか?
結論から言うと、XMでスキャルピングは可能です。
ゼロ口座を使えば、国内業者並みの狭いpipsのスプレッドで取引できます。
では詳しく解説していきます。
そもそもXMでスキャルピングOKなの?
国内業者の多くがスキャルピングで勝つことを実質的に禁止しています。
(スキャルピングで負けるのは大歓迎!)
では、XMではどうでしょうか?
サイトのQ&Aにこのような表記がありました。
あ、あっさりとスキャルピングOK。
それもそのはず、XMは呑み業者ではなく、顧客の注文をインターバンクに流す本当の意味でのブローカー(仲介業者)だからです。
確かにスプレッドは広めですが、その広いスプレッドがXMの利益になるため、顧客が勝とうが負けようが一切関係なく、ただ沢山注文してくれれば、ありがたいお客様となるのです。
むしろXMとしては、継続的にトレードしてくれる勝ち組のトレーダーを歓迎するのではないでしょうか?これから5年、10年と取引を続けてくれればXMにとっては上顧客となるでしょう。
また、そんな話を聞いたこともありません。
XMのスプレッドってどれくらい?
XMでスキャルピングが禁止されていないことは分かりました。
しかし、スキャルをやる上でもう一点忘れていけないことがありましたね。
スプレッドです。
なぜなら、数pipsを狙うスキャルピングにおいてはスプレッドの広さが死活問題になるほど、利益に対する割合が大きくなるからです。
XMの3種類の口座のうち、マイクロ口座やスタンダード口座の場合、スプレッドは結構広めです。
一方でZero口座はスプレッドは極端に狭いですが手数料がかかります。
各口座のスプレッドについて比較してみました。
マイクロ口座とスタンダード口座のスプレッド
通貨ペア | 最小スプレッド | 平均スプレッド |
---|---|---|
EUR/USD | 1.0pips | 1.7pips |
USD/JPN | 1.0pips | 1.8pips |
EUR/JPN | 1.0pips | 2.6pips |
GBP/USD | 1.0pips | 2.3pips |
GBP/JPN | 1.0pips | 3.8pips |
AUD/USD | 1.0pips | 1.8pips |
AUD/JPN | 1.0pips | 3.0pips |
NZD/USD | 1.8pips | 1.8pips |
NZD/JPN | 1.1pips | 2.5pips |
どうでしょうか?
正直なところ、スプレッド広いです。
特に合成通貨であるクロス円のスプレッドは顕著に広がっており、国内業者のスプレッドと比較するとXMは不利ですね。(ドルストレートはまだスキャルできる範囲内ですが)
ですので、XMでのスキャルピングはお勧め出来ません。
国内業者を使われる方が良いでしょう。
しかし、1回のトレードで20pips程度を狙うデイトレであれば話は別です。
20pipsくらいの値幅であれば、利益に対するスプレッドの割合も小さくなりますので、このスプレッドであってもそこまで影響は無いでしょう。(実は2010年くらいまでは国内業者も現在のXMと変わらないスプレッドでした)
Zero口座のスプレッド
通貨ペア | スプレッド | 手数料込み |
---|---|---|
EUR/USD | 0.1pips | 1.1pips |
USD/JPN | 0.1pips | 1.1pips |
EUR/JPN | 0.6pips | 1.6pips |
GBP/USD | 0.4pips | 1.4pips |
GBP/JPN | 1.1pips | 2.1pips |
AUD/USD | 0.6pips | 1.6pips |
AUD/JPN | 1.0pips | 2.0pips |
Zero口座の方は極端にスプレッドが低いです。
しかし、取引手数料が必要となり、片道で0.5pips、往復で1.0pipsが手数料として差し引かれます。
表の右側が手数料込みのスプレッドですが、これを見る限りでは、ユーロドル、ドル円、ポンドドルといったドルストレートの通貨ならスキャルピング出来そうです。
Zero口座での最大レバレッジは500倍です。
マイクロ口座やスタンダード口座の888倍と比べると小さいですが、それでも500倍はかなりの倍率ですし、ゼロカットも付いていますので、スキャルピングメインの方にはZero口座の方をオススメします。
クリックした瞬間に約定されますのでストレスなくスキャルピング出来ますよ。
まとめ
- XMはスキャルピング可能!
- スタンダード口座とマイクロ口座はデイトレやスイング向き!
- Zero口座はトータルコストが安めなのでスキャルピング可能
- 目的に合わせて複数の口座を使い分けよう!
Zero口座はスプレッドが国内業者並に狭く、約定力が非常に高いのが特徴です。
取引手数料を取られるのですが、手数料は「経費」になりますからそこまでダメージは大きくないはずです。
このことについては以下の記事をご覧ください。
また、XMは1人の名義で最大で8つの口座を開設出来ます。
そのため、トレードの目的によってマイクロ口座、スタンダード口座、Zero口座を所有することが出来ますので便利ですね。
3つの口座の詳しい比較については以下をご覧ください。