CXC Marketsは2015年に設立された比較的新しい海外FX業者です。
日本参入は2020年5月ということで、大手と比べるとまだ知名度はありませんが、多くのトレーダーの嗜好に合う口座タイプや豊富なボーナスなどが用意されており、必要な条件をしっかりと満たした業者です。
本記事では、CXCMarketsの特徴、取引ルール、メリット・デメリットを中心に詳しくまとめていきます。
Contents
CXCMarketsのメリットとデメリット
CXCMarketsのメリット
- 完全に日本語対応のプラットフォームとサポート
- レバレッジ最大1000倍
- ゼロカットを採用しているので追証なし
- 豊富なボーナスキャンペーン
- 平均的なスプレッドと取引手数料
- 3つの口座から選んで選択できる
- セキュリティ対策も万全
- FXの他にも仮想通貨や商品など様々な銘柄で取引可能
CXCMarketsのデメリット
- 日本での実績が少ない
- MT4のみが利用可能
- スキャルする際は注意が必要
- 入出金方法にクレジットカードがない
- 分別管理ではあるが、信託保全が無い
総合するとCXCMarketsは以下のような方にオススメの業者です。
CXCMarketsはこんな人にオススメ
- 海外FXをやってみたい初心者
- 最大レバレッジ1000倍で取引したい人
- ボーナスを上手く使って資金を増やしたい人
- 入出金を国内銀行送金にしたい人
- 海外FXであっても、日本のサーバーで取引したい人
- 口座資金以上のリスクを取りたくない人
- デイトレ~スイングメインの人
CXCMarketsの企業情報
会社名 | CXC Markets Limited | ||
---|---|---|---|
設立年 | 2015年 | ||
ライセンス | セントビンセントおよびグレナディーン諸島 | ||
顧客の資金管理 | 分別管理 | ||
サポート | 完全日本語でメール&電話 |
CXCMarketsは2015年に設立、2020年に日本参入と比較的新しいブローカーです。
金融ライセンスはセントビンセントおよびグレナディーン諸島のSVG FSAを保有しています。
SVG FSAのラインセンスを持つ海外FX業者は多く、他にはLand FX、Bigboss、Tradeviewなどがあります。小国でタックスヘイブン国でもありますので、金融ライセンスの取得は比較的容易の様です。
顧客の資金は分別管理となっています。
信託保全ではありませんが、顧客の資金が運営資金に使われることはありません。
CXCMarketsの取引口座について
3種類の口座から選べる
CXCMarketsではMicro口座、Standard口座、Zero口座の3種類から選べます。
各口座の詳細は以下の通りです。
Micro口座 | Standard口座 | Zero口座 | |
口座の通貨 | USD, JPY | USD, JPY | USD, JPY |
1ロットの通貨単位 | 1,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最大レバレッジ | 1000倍 | 500倍 | 500倍 |
スプレッド | 1.3~ | 1.3~ | 0~ |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 往復8ドル/ロット |
最小注文ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大注文ロット | 100ロット | 20ロット | 20ロット |
取引ボーナス | |||
最低入金額 | 10,000円 | $100 | $100 |
ロスカット水準 | 20% | 20% | 20% |
サーバーの場所 | 東京 | 東京 | 東京 |
取引ツール | MT4 | MT4 | MT4 |
どの口座でも共通しているのは、ロスカット水準が20%、サーバーの場所が東京、プラットフォームがMT4であるという点です。
ロスカット水準20%は海外FX業者の中では平均的な値です。
「証拠金維持率が〇〇%を下回ったら強制決済しますよ」というものです。
証拠金維持率の計算式は以下の通りです。
証拠金維持率=(純資産額-注文証拠金)/ポジション必要証拠金
CXCMarketsでは、証拠金維持率が20%を下回ったらロスカットとなります。
また、サーバーの場所が東京にあるのは日本人トレーダーにとっては大きなメリットになります。
他の海外業者のように取引用のサーバーも外国にある場合、その距離分だけ通信にラグが生じて、約定速度に遅れが出てきます。しかし、東京にサーバーがあると、距離的にも近いため、素早い約定が期待できます。
発注ツールとして利用できるのはMT4です。
使い方に慣れている方も多いはずですので、利用の敷居は低いと言えます。
各口座の特徴
Micro口座
Micro口座は初心者向けの口座です。
1ロットが1,000通貨、最低注文ロットが0.01ロットですので、最低で10通貨からの取引が可能です。
FXの練習がてら小ロットで取引したい方にも良いと思いますが、ロット的に大きく稼ぐには向かない口座です。
Standard口座
名前の通りスタンダード(標準的)な口座です。
1ロットが10万通貨で最低注文は1000通貨からとなります。ほとんどの人がスタンダード口座が丁度良いと思います。
スプレッドは海外業者の中では普通で、取引手数料は無料です。
所謂A-Bookと呼ばれるもので、ディーラーが存在せず、顧客の注文はリクイディティ・プロバイダーを通じてダイレクトにインターバンクに流れます。
Zero口座
Zero口座は所謂「ECN取引」用の口座です。
ECNとはインターバンクともつながる私設取引所にアクセスして取引する方式です。日本の「くりっく365」と同じと言えば分かりやすいと思います。
Zero口座は、スプレッドはMicroやStandardと比べるとかなり狭いですが、取引する度に1ロット当たり往復で8ドルの手数料が必要になります。この手数料は他のFX業者と比較しても平均的と言えます。
持てる口座数は5つまで
CXCMarketsでは、1つのCXCアカウントで最大5つの口座を開けます。
3種類の口座はそれぞれ特徴がありますので、それらに合わせて取引スタイルや手法に応じて口座を分けて利用できます。
例えば、ハイレバレッジ用、EA用、低レバ用、ボーナス用などに分けて利用すれば、リスク分散にもなります。トレードが上手い人ほど口座の使い分けも上手いですから、色々と試すと良いでしょう。
口座維持手数料はかからない
CXCMarketsでは口座維持手数料はかかりません。
開設済みの取引口座については、90日間、取引や入出金等が無ければ休眠口座となりますが、休眠口座になっても維持手数料はかかりませんのでご安心ください。
取引ルールの特徴
ゼロカット対応
海外業者と言えば「ゼロカット!」ですが、CXCMarketsも対応しています。
ゼロカットとは、ポジション保有中に何らかの理由で市場に急変動があって、証拠金がマイナスになったとしても、追証を求められないシステムです。
普段の相場ではなかなかありませんが、2015年のスイスフランショック時には、数秒レベルで数100pipsの値動きがありました。その結果、多くの国内業者の利用者が追証を迫られる結果になりました。
中には数千万円単位の追証を求められて、裁判にまで発展したケースを私は知っています。
こういった「ショック級」の値動きが今後も発生しないとは言い切れません。
ですから、追証を求められないゼロカットに対応した口座を利用するのは、今後の常識と言えます。
スプレッドや手数料は普通
CXCMarketsのスプレッドは、Micro口座とStandard口座で1.3pips~、Zero口座で0pips~と変動制になっています。
この数字はボーナスを多く出す他のFX業者と比較しても平均的です。
また、Zero口座にかかる手数料についても、往復で8ドル(0.8pips)と多すぎず、少なすぎずで平均的な数値になっています。
取引できる銘柄は必要なものは揃っている
CXCMarketsは外国為替45通貨ペア以上、コモディティ5銘柄、株価指数CFD13銘柄、仮想通貨5銘柄、株式10銘柄で取引できます。
この数はそれほど多くはありませんが、人気のあるものは揃っていますので、普通にトレードする分に不足は無いと思います。
各銘柄の最大レバレッジは以下の通りです。
- 外国為替::1,000倍
- コモディティ:1,000
- 株価指数CFD:5倍
- 仮想通貨:5倍
- 株式:5倍
外国為替とコモディティの最大レバレッジは1000倍ですが、これMicroは口座限定です。
Standard口座やZero口座の場合は最大レバレッジが500倍に下がり、口座残高によって以下のように低減していきます。
- 49999ドル以下:500倍
- 99999ドル以下:200倍
- 10万ドル以上:100倍
口座残高が増えるほどレバレッジは下がるルールです。
これはほとんどのFX業者で採用されています。
MT4に対応
CXCMarketsでは取引プラットフォームとしてMT4が利用できます。
言うまでもなくMT4は世界的No.1のシェアを誇るFX用の取引ツールです。
世界中のプログラマーが様々なインジケーターやEAを有料・無料問わず公開していますので、それらを上手く利用すれば、より高い精度でチャート分析が可能になります。
また、CXCMarketsではEAを使った自動売買にも対応しています。
MT4が使えるのはメリットですが、その反面、「MT4しか使えない」というデメリットもあります。「マイナーではあるけどMT5が使いたい!」という方にとっては、多少不満があるかもしれません。
スキャルは不可能ではないが・・・・
公式ではスキャルピングは禁止していません。
気になるのが「但し」よりも以下の文言ですね。
「数秒から数分レベルのトレードを繰り返して、サーバーの負担が大きくなったら規約やガイドラインに沿った処置を行う・・・」と、ありますので超短期トレードはやらない方が無難です。
具体的に「ポジション保有時間が〇分以下のトレードを〇回やったら禁止!」と書かれていませんので判断が難しい所ですが、超短期トレード専用には利用しない方が良いでしょう。
ボーナスキャンペーンについて
現在、CXCMarketsでは通常入金ボーナスと100%抽選ボーナスの2種類のボーナスキャンペーンを開催しています。
どちらも太っ腹なボーナスになっていますので、ボーナスを使ってガンガントレードしたい人は要チェックです。
ボーナスはMT4IDごとではなく、CXC IDごとに付与されます。
Zero口座ではボーナスは得られません。
また、ボーナス自体は出金できません。
ただし、ボーナスを利用した取引で得た利益については出金可能です。
残高を出金したり、資金を移動するとボーナスは消滅されます。
通常入金ボーナス
通常入金ボーナスでは、入金額に対して20%分のボーナスが支給されます。
ボーナス支給上限額は50万円分で、この金額に達するまでなら何回入金してもボーナスがもらえます。
例えば、1回50万円を入金すれば、50万円の20%分の10万円のボーナスがもらえます。これを5回繰り返すと、総額で上限の50万円分のボーナスを支給されることになります。
100%抽選ボーナス
条件を満たしたトレーダーであれば、毎週抽選で100%入金ボーナスが当たるキャンペーンです。
ボーナス金額は1万円~100万円のランダムで、最高では100万円の入金に対して100%ボーナスが付くことがあります。
抽選参加には以下の2つのうちいずれかを満たす必要があります。
- イベント期間中にCXCアカウントを登録する
- イベント期間中に10回以上の取引(ロット数制限なし)を行う
既に口座を持っている方であれば、ロット制限なしで10回以上トレードするだけで参加条件を満たせます。参加のハードルはとても低いですので、普通にトレードしていれば、いつかは抽選に当たることになります。
入出金方法について
入金
CXC Marketsは、出金方法として国内銀行送金、bitwallet、仮想通貨が利用できます。
詳しくは以下の通りです。
入金方法 | 最低金額 | 手数料 | 所要時間 |
国内銀行送金 | 10,000円/100$ | 無料 | 最短当日 |
bitwallet | 10,000円/100$ | 無料 | 即時 |
BTC | 0.02BTC | 無料 | 1分~30分 |
ETH | 0.03ETH | 無料 | 1分~30分 |
XRP | 100XRP | 無料 | 1分~30分 |
Tether | 100USDT | 無料 | 1分~30分 |
入金手数料はどれも無料ですが、各金融機関に支払う手数料は別途必要になります。
例えば、銀行送金やbitwalletを利用する際は振込手数料が必要になります
クレジットカード入金派の方は注意してください。
出金
出金については、国内銀行送金に対応しています。
出金手数料につては、入金後の取引が10回以上であれば、同一名義の口座1つのみ月に1回だけは無料になります。
例えば、Aさんが3つの口座(MT4ID)を持っている場合、この3つのうち任意の1つについては、月に1回だけ手数料無料で出金できます。2回目以降の出金については2,000円の出金手数料がかかります。
入金後の取引が10回未満の場合も出金手数料が2,000円かかりますのでご注意ください。
CXCMarketsのまとめ
CXCMarketsのレビューは以上となります。
最大レバレッジ1000倍、ゼロカット採用、ロスカット水準20%、MT4採用、サーバーは東京、取引コストも及第点と全体的に多くのトレーダーのニーズを満たしたブローカーと言えます。
ボーナスキャンペーンも充実していますし、定期的にtwitter上でプレゼントも行っています。
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