トレードを行う上で、ファンダメンタルズ要因はどこまで意識すればよいのでしょうか。

ファンダメンタルズ要因とは「為替に影響を与える経済等の動き」です。

FXにおけるファンダメンタルズとは、各国の景気や金利の変動や政局状態が該当しますが、それ以外にも戦争やテロ、要人発言などもファンダメンタルズ要因といえます。

最近で言えば、ブレグジットに関するEUとイギリスの議論でポンドが大きく上下していますよね。これももちろんファンダメンタルズです。

そして、冒頭の質問の回答をするなれば、私はファンダメンタルズ要因に関しては原則無視しています。

もちろんニュースは毎日チェックしていますし、市場がどんな状況にあるのかは把握しているつもりです。しかし、それらの情報がトレードプランに影響を与えることは全くといっていいほどありません。

せいぜいその日に発表される重要指標の時間帯を避けてトレードするくらいです。

ファンダメンタルズはチャートに織り込まれている!

私はテクニカル分析のみでトレードを判断しています。

ポジションを持っても数時間内、どんなに遅くともその日のうちには決済します。
ポジションを数ヶ月以上ホールドするのであれば、長期的な視点を得るためにもファンダメンタルズが必要なのかもしれませんが、短期トレードであれば、ファンダメンタルズが市場に与える影響なんて小さいものです。

また、テクニカル分析の前提の一つに「チャートは全てを織り込む」というものがあります。
これは、ファンダメンタルズも価格の値動きに織り込まれているため、チャート分析をしっかりとやれば、必然的にファンダメンタルズ分析も行っていることになる、という考え方です。

長いことチャートを見ていると、面白い現象に遭遇します。
例えば、下降トレンドが続いて2番底を形成し、ダブルトップとなって大きな反発を見せてきました。その直後に、更に上昇を促すようなニュースが出たりするのです。

このように、チャートはファンダメンタルズも事前に織り込んでいたりするものなのです。

チャートが読めれば他の情報は必要ない

世界のスーパートレーダーの中には(デイトレーダーではありませんが)ファンダメンタルズ分析をメインにして勝ち続けているトレーダーもいます。

かつてはチャート分析は一つのオカルト的な扱いで、おまじない、占い的に考えられていた時代もありました。
しかし現在ではその有効性が認められているため、ファンダメンタルズで相場を考える人であっても、エントリーのタイミングや利食い・損切りポイントはチャートを見て決める人が大多数です。

それだけチャートはトレーダーにとって必要不可欠なものなのです。

テクニカル分析は銘柄を選ばない

また、テクニカル分析の利点はもう一つあります。
それは対象とする銘柄を選ばないという点です。

ファンダメンタルズ分析をする場合は、トレードする銘柄の数だけファンダメンタルズを調べ上げる必要があります。
これは膨大な作業となるハズです。

しかしテクニカル分析であれば、銘柄が変わっても、同じように分析が出来るのです。
なぜなら、テクニカル分析は市場参加者の心理を読み取るものだから。

市場を動かすのはニュースではありません。
市場に参加するトレーダーが市場を動かすのです。

この事実をしっかりと自覚すれば、市場参加者の心理や考えを読む事ができるテクニカル分析がどれだけ優秀で汎用性が高いかがご理解頂けると思います。

ニュースはあくまでも参考程度に

マーケット関連のニュースで「米国株の下落でドル安に・・・」などという記事を見ることがあります。

これは本当にそうなのかもしれませんが、全て後付けです。
本当にドル安になった理由を知るためには、その時市場に参加していた人たち全てに「なぜトレードしたのか?」について質問し、統計をまとめないといけませんが、そんなことはやっていませんよね?

ニュースなんてそんなものなのです。

テクニカルトレーダーにとっては、価格が動いた理由は特に必要ありません。
そんなことよりも、どう動くのか?の方が大切なのです。

ファンダメンタルズ要因を気にするのはやめて、過去と現在の価格に注目し、勝てる確率の高いポイントを見つけトレードを行うのが良いかと思います。

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