ピンバーというローソク足の形をご存じでしょうか?
ピンバーとは、ローソク足の実体部分は非常に小さく、ヒゲ自体が目立って長い足の事をさします。下に示すような足ですね。
ピンバーは、それまでの流れを変える予兆として知られており、例えば上昇中に上ヒゲの長いピンバーが出現すれば上昇トレンドも終焉が近い・・・と解釈されます。
この効果は結構凄くて、週足や日足レベルともなれば、それだけで勝ててしまうほどです。
スキャルやデイトレで使用する場合は、大きな流れを見たりインジでサポートしてやる必要が出てきますが、それでも非常に有用です。
私自身も、ピンバーを見つけるとテンションが上がります。
今回はピンバーの見つけ方や使い方について解説していきます。
ピンバーを見つけるのが難しい?面倒?
ピンバー探しは慣れてくると簡単になるのですが、初心者の方にとっては「どれがピンバーなの?」と悩むことも多いようです。
そこでお勧めしたいのが「pin-bar」という名前のインジケーター。
なんと自動でピンバーが確定したら検出してシグナルで知らせてくれます。
ドル円の日足チャートにpin-barを表示させました。
どうでしょう?良いところで反発していますよね。
目視でのピンバーの判定は実体の大きさだったりヒゲの長さで、人によって微妙に判定が違ってきます。この辺りに裁量が入るため、トレーダーの熟練度によってピンバーの判定が違ってきたりします。
しかし、pin-barのインジケーターを利用することで、誰でも簡単に同じところでピンバーを発見することが出来ます。そうです。誰でも簡単に、と言うのがインジケーターを使う大きなメリットです。
人によっては毛嫌いする人もいますが、トレードの客観性を上げたり、再現性のあるトレードを継続しやすくなるメリットは大きいと思っています。
ピンバーを見つけたらどう使う?
ピンバーの使い方は大きく3つあります。
- トレンドの押し目や戻りを狙う
- トレンドやレンジからの逆張りに使う
- 利食いの参考にする
トレンドの押し目を狙う、というのはトレンド方向を見定めて、その方向のピンバーシグナルが出現したときにエントリーするやり方です。
コレは成功するとリスクリワードレシオが10以上のトレードになったりしますし、勝率もそこそこ高いので私も利用しています。
トレンドやレンジの逆張りは、トレンド中にピンバーが出たら逆張りするやり方です。デイトレレベルだと、トレドラインやレジスタンスラインまで上げてからピンバーが出現したときにエントリーすると勝ちやすいですね。
ピンバーは利食いの参考に大きく役立ちます。
特にトレンドフォローの場合では、トレンド終盤でピンバーが出現すると高確率でトレンドが反転してきます。これを早い段階で確認出来れば、含み損を失うことなく頂点付近で利食いが出来るのです。
ピンバーの認識が出来るだけでトレードは変わるはず
ピンバーとそのインジについてのご紹介でした。
ピンバーは、ローソク足の中でも最も信頼性が高く、エントリー&エグジットの参考に使える足であると私は考えています。
また、ピンバーは他の色々なトレード手法との相性も最高です。
トレンドでもレンジでも、ピンバーが出れば流れが変わりやすい事を知っているだけで、絶好のチャンスでエントリーできたり、天井や底で利食いが出来たりするのです。
ピンバーのテクニックは知っておいて損は無いはずです。
ピンバーについては、以下のサイトの記事も参考になります。
https://fx-winwin.com/pinbar-trade/
私のピンバーツールをご紹介します
私もピンバーを重要視しているトレーダーの1人です。
もちろんピンバーが出たらすぐにエントリーしているわけではありません。
デイトレやスキャルレベルであれば、相場環境を吟味しないとピンバーの効果がなかなか発揮されないからです。
そこで私は知り合いのトレーダーと一緒に、最もピンバーの威力が発揮しやすいポイントを検証して見つけ、そのポイントで出現したピンバーのみを検知するインジケーターを作成しました。
それがmorisigです。
このツールには順張り用のシグナルと逆張り用のシグナルの両方が入っています。
ですから、順張り派にも逆張り派にも有用なツールになることでしょう。
ツールは当サイトからXMの口座を開設された方、もしくはIforexの口座を開設された方にプレゼントしています。
詳しくは上記のリンクをご覧ください。