トレードで非常に役立つ情報サイトにOANDAのオープンブックがあります。

これは世界的にFXトレードを提供するOANDAの顧客のポジション状況を公開したもので、実際に世界中のトレーダーのポジション状況や注文状況がリアルタイムで分かってしまう非常に優れたツールです。

通常のチャート分析の際に、オープンポジションとオープンオーダーも一緒に考慮してやることで、より一層相場の状況について詳細に分析することができます。つまり、トレードの勝率を一気に上げることも可能となるのです。

OAMDAのオープンオーダーとオープンポジションの見方

OANDAのオープンブックにアクセスすると、下のようにOpeon OrdersとOpen Positionsのグラフが表示されます。

ぱっと見では少し分かりづらいので、オープンオーダーとオープンポジションについて詳しく解説していきます。

オープンオーダー

オープンオーダーは、現在のレートの周りにどれくらいの売りや買いの注文が入っているかを示しています。
各レートにおいて右側に伸びるバーが買い注文、左側に伸びるバーが売り注文です。

例えば2018年10月22日11時(日本時間)におけるポンド円のポジション状況はこのようになっていました。

注目すべき点は売りと買いの注文の厚さです。
上のオープンオーダーでは、現在のレートよりも下に多くの買い注文が入っています。
ですから、この場合は「買い注文が入って下げにくいんじゃないか?」と考えられます。

また、特定のレートで多くの買い注文や売り注文が入っていることがあります。
これらのレートに達すると一時反発する可能性が考えられますので、利食いやエントリーの判断に使えます。

例えば上記の例で買い注文に注目しましょう。

148.50円と145.00円に大きな買い注文が入っていますので赤いラインを引きました。
148.50円を見ると、直近の高値よりも少し上にレートがありますね。
これは、市場参加者が直近の高値をブレイクしたら買いを入れようと考えていると判断できます。

では逆に売り注文に注目しましょう。

この日の場合は、146.70円と148.00円に強めの売り注文がありました。
しかし、注文量としては売りよりも買いの方が全体的に多いので、ちょっとした反発を狙う程度にしておいた方が良いかな?と私は判断します。

では、売り注文と買い注文の両方について示したチャートをご覧ください。

注文状況から見れば、ロングが優勢です。
145.50円まで下げるか、もしくは148.50円を抜けてきたら強気でロング、という戦略が有効そうです。

オープンポジション

オープンポジションは、既にポジションを持っているトレーダーが、どのレートでエントリーしたかの分布を示しています。

この日のオープンポジションを見ると、146円から147円にかけてロングした人が多いことが分かります。その一方で、このレートでショートしている人は少ないです。

そして147円よりも上では、ロングとショートのポジションを持っている人たちに大きな差はありません。

146円から147円の値幅にレクタングルを表示させました。

レクタングルを表示させているところに買いポジションが集中しており、現在はその多くが含み益です。
この情報にオープンオーダーの情報を組み合わせると以下のような結論にたどり着きます。

  • 現在は買いが優勢。しばらくはロングで攻めたい。
  • しかし、現在のレートから強い下げが発生すると、買いポジションの損切りが発生して多くの売りが入るために大きく下げる可能性がある。

その後はどうなった?

先ほどの相場から24時間後の動きです。

あれからしばらくは上昇が続きました。
しかし、直近の高値を抜けられずに勢いを失いました。
そこで買い注文を持っていたトレーダー達が一気に利食いをしたために相場は下落。往って来いとなりました。

オープンブックは相場分析やシナリオ作りに役立つ!

以上、オアンダのオープンブックのご紹介と私の使い方でした。

オープンブックは、単に直近に高値や安値にラインを引く事よりも、多くの情報を与えてくれます。私たちトレーダーが戦っているのはチャートではありません。チャートの向こう側にいる他のトレーダー達です。

オープンブックを見れば他のトレーダーがどんな戦い方をしているのかが一目で分かってしまいます。
ぜひオープンブックを使いこなして、他のトレーダーよりも一歩先に進んだトレードで利益を出していきましょう!

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