スキャルピングは非常に人気の高いトレードスタイルです。
しかし、その人気とは裏腹にスキャルピングは難易度が高く、トレーダーによって向き不向きが強いトレードスタイルでもあります。
今回はスキャルピングで安定するための心構えについてまとめます。
Contents
スキャルピングの手法
ひとくちに「スキャルピング」といっても、当サイトで紹介する手法の他にも様々な方法論が存在するでしょう。
しかしどんな片張りの手法も、大別すれば「順張り」か「逆張り」です。
基本的に相場が激しく動いているときは、どこでエントリーするかそのタイミングは極めてシビアですが、流れに逆らわない順張りが望ましいでしょう。
対して、比較的ゆるやかに推移している相場では逆張りで粘り強く、時にはナンピンや増し玉など細かな建玉操作を駆使してトレードすべきだと思います。
感覚や規律を確立する
スキャルピングという独特なトレードスタイルで成功するために大切なのは、自分に合ったスキャルピングの手法を確立することです。
結局それはリアルマネーで実戦を経験していく中で、感覚的に身についていくものだと思います。
「手法」と呼ぶものにこだわらず、ほとんど無意識の「感覚」の比重が大きくなってくれば、どんな相場環境にも対応できるようになるでしょう。
経験的に、テクニックはメンタルほど重要な要素でないことは確かです。
手法を追い求める期間は、自分に合った感覚や規律を模索する時間であり、その間の失敗経験も決して無駄ではありません。
多くの仕掛け方をテクニックを知ることも一つの学習です。
学んだ事の中で自分に使えそうなものをピックアップして使っていくのです
指標発表時の仕掛けのポイント
指標発表時に常にトレードするようでは上手くいきません。
適切な価格水準、マーケットの材料の折り込み具合、指標の種類などを考慮して、自己資金に対して適切なサイズで仕掛けます。
ただし、指標時のスキャルピングの場合はより短時間(数秒~数分)で売買が完結する場合が多いため、相当のレバレッジを利かせることができます。
仕掛けを実行するか否かのポイント
仕掛けを実行するかしないかの最大のポイントは2つあります。
1.指標発表時の価格の動き
指標発表時の動きが、上にしろ下にしろ、価格の動き反応が鈍いようならトレードは見送ります。
もしスプレッドが拡大して、価格が大きく飛んでしまうほどブレるようならチャンスです。
その方向がマーケットの弱い方向、多くの市場参加者が想定していない方向であれば、たとえ短時間であっても相当の値幅が取れる可能性が高いといえます。
価格が飛んだ瞬間に成行注文で仕掛けます。あるいはマーケットの弱い方向の検討がつくときには、仕掛けの逆指値を置いておくのも手でしょう。
2.リバウンド狙いの逆張り
指標発表直後は突発的な動きは行き過ぎであることも多く、行き過ぎた価格が修正されるところを狙い撃ちます。
また、指標発表の瞬間に仕掛ける手段の他には、指標発表数十分後、価格変動が落ち着いてからじっくり仕掛けるチャンスがあります。
発表された指標の内容(数字)が明らかになるまで仕掛けを待つ必要はありません。
なぜならトレーダーに利益をもたらすのは、指標内容そのものではなく、それに反応する市場参加者の反応だからです。
ここで考えうる謎めいた示唆は、新マーケットの魔術師のマイケル・カーのアドバイス「市場がどう動くかということよりは、自分が市場にどう反応するかを考える」というものです。市場の反応と自分の市場に対する反応。この二つの事柄に注意深くある必要があるでしょう。
主な経済指標
「貿易収支」「雇用統計」「GDP」の三指標が最も注目度が高く、スキャルピングチャンスも多いです。
さらにアメリカの「小売売上高」「住宅着工件数」「生産者物価指数」「消費者物価指数」なども重要です。
各国中央銀行政策金利決定会議や“為替介入”も大きなスキャルピングの機会を提供してくれる場合がありますので上手に利用しましょう。
その一方で指標発表後、しばらくしてから狙う方は安定して勝ちやすいです。
リスクを考えた上で指標トレードをしましょう。
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