スキャルピングは様々なトレードスタイルの中でも特に集中力を必要します。

様子を見ている時は比較的ゆっくりとチャートを見るだけですが、ひとたび動き出せば、モニターから目を離さずに積極的に入っていく・・・そんなスタイルがスキャルです。

スキャルは最も時間効率が良いいのがメリットがですが、時に「スキャルやるの、嫌だなぁ」と感じることがあります。

それは相場の状況だったり自分自身の内面だったりと色々と理由があります。

そこで今回は私がスキャルピングを控える相場状況と相場外の状態についてまとめていきたいと思います。

スキャルで失敗した経験がある方なら、きっと共感できる部分があると思いますし、これからスキャルを頑張りたい方は、注意すべきポイントとしてご覧ください。

方向感のない相場


言うまでもなく、方向感の無い相場ではエントリーを見送るべきです。

具体的に言えば5分足や15分足で小さなレンジを作っている時は様子を見ます。レンジと言ってもそれなりのボラでレンジ内を上下する相場ではエントリーできますが、小さい値幅で上下するような手を出しません。

値幅が小さいと、どうしても「ブレイク」を狙ってしまいがちです。

しかし、ブレイクがいつ発生するかは分かりません。
もしかすると長期間ブレイクしない可能性もあるし、逆方向にブレイクする可能性もある・・・。

無駄に期待して入って負けたら精神的なダメージもあって、そこからポジポジ病のトリガーが入って大損することにもつながりかねません。

なので、方向感の無い値幅の小さい相場では何もしない方が良いです。

むしろここで気を楽にして、本格的にブレイクした所で入るのが正しいトレードです。

ティックが嫌いな動きをしているときはスキャを避けよう

ある程度のトレンドが短い時間軸で出ている時でも、1分足やティックが異常にピュンピュンした動きをしている時はエントリーを控えめにするか避けます。

上のチャートのようにティックレベルで乱高下しながら推移していくような相場ですね。

こういった時はチャートのヒゲが異様に目立つようになって、決して「綺麗な値動き」とは言えないチャートになります。

この相場では、順張りでエントリーしてもすぐにマイナスに転じてしまいロスカットした!!・・・と思えば、すごい勢いですぐに順行。また高値や安値を更新すると物凄い勢いで戻ってくる・・・。といった動きになりやすいです。

なので本当にストレスを感じる相場です。

逆に、ティックの動きが鈍い時もスキャルピングは控えるべきです。

ティックレベルでピタリと止まってしまう相場もイライラします。
ここで負けると、非常に気分が悪く熱くなり始めることが多いです(個人的に)。

この辺を見極めてエントリーのポイントや利確・ロスカットを微調整できる器用なトレーダーもいるかと思います。

私自身も相場状況に応じて、ある程度の微調整は意識的にであれ無意識にあれ行っています。

しかし、あまり深入りすると経験上良いことがないのは分かっていますので、いつも以上にエントリーを絞っています。

月曜日はスキャルを避ける


月曜日は週明けということもあって、分かりにくい動きをしやすいです。

土日に世界を揺るがすニュースが出て大きな窓が出たり、大口がポジションの調整をしたり・・・と分かりにくい展開になりやすいです。

「月曜相場あるある」例の例を挙げると、強い足が出てもすぐに逆行して全戻しになったりします。

後になって冷静になって見直してみると、相場に方向感が乏しく騙しのような動きが頻発していたことを感じることも多々あります。

月曜日から利益が出せたら気持ちが良いですが、逆にマイナスからのスタートからだと気分も良くない。

ということで、月曜日の相場は極力様子を見たほうがいいでしょう。

先進国がお休みの日は基本的にスキャらない!

 

アメリカが休日であっても動くときは動きます。
相場には絶対はありません。

しかし、アメリカやイギリス、日本などの先進国が休場の日で、その国がメインの時間帯はスキャを休むようにしています。

やはり市場参加者が少なくなると、流動性が大きく低下して方向感も乏しくなる傾向があります。

あまりにも薄商いな相場はティックがピタリと止まったと思えば、ピュンっと大きく動いてまた止まる・・・。そんな動きが多いです。

ここで安易に手を出してしまうと、切り落とされては戻ってくる、などなど必要以上にムカついて、気づいたら暴走していた・・・・なんてことになりかねません。

自分が暴走しそうなラインを超える前に、対策を打っておくべきです。

私生活で嫌なことがあった時は控えめに!

上で述べたスキャルピングを控える理由はどこまでも相場状況の話です。

しかし、精神面も大きなウェイトを占めるトレードでは相場以外にも目と耳を傾ける必要があります。

何らかの嫌なことがあり、どうも心情穏やかではない!と自分で認識できるレベルにあるときはスキャルピング休みましょう。

  • 夫婦喧嘩をした
  • 会社で嫌なことがあった
  • 何だかイライラする

とトレード以外でイライラしていたら、それがトレード結果にもダイレクトに影響を及ぼします。

その日のトレードスタートの時点で冷静な判断力を欠いた状態ではいつも通りのトレードを行うことは難しいし、損失に対しても心が落ちないことが多いです。

疲れが溜まっているときはスキャらない!

理由はなんであれ、疲れがが溜まっている場合もスキャルピングは控えるべきです。

脳みそが疲れている状態も判断力を欠くことが多いですし、いい加減なトレード(自分では自覚していなくても、後から考えてみるとヌルいトレード)をしてしまうことがあります。

自分的には大丈夫!と思っていたとしても、体は正直。
何もしないことが最良なこともあることを忘れてはいけません。

最後に

今回はスキャルピングを控える状況を列挙してみました。

個人的にはお金を守る上では欠かせないことだと思っています。

スキャルをやる人は、「ガッツリ稼ぎたい!」と思う人が大多数だとは思いますが、それ以上に「お金を守ること」は大事です。

トレードとは不思議なもので、「ガッツリ稼ぐぞ!」と意気込むほどお金は増えず、逆に資金を大事に取引を続けると、思った以上に増えたりもします。

スキャルピングは時間効率、トレード効率が非常に高く人気の高い取引スタイルです。

しかしその一方で、早い判断力や高頻度トレードによるストレスなど、相場の状況や自分の精神状況をモロに受けやすいスタイルでもあります。

だからこそある程度の制限を設けて、自分の資金を守ることを一番に考えて継続していくことが生き残る近道かなと思います。

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